タイ・ワークキャンプ報告会
2025年2月13日(木)から22日(土)まで、タイ北部チェンライ郊外にある山岳少数民族の児童養護施設「メーコックファーム」でのボランティアを通して建学の精神である「Service and Sacrifice」(=SS精神)を学ぶ、タイ・ワークキャンプが開催されました。6月4日(水)、参加した学生・教員らによる報告会が行われました。
キリスト教センターが主催するタイ・ワークキャンプは、2016年度第1回の開催からコロナ禍による休止期間を経て、今回で第6回を迎えました。佐野正子教授(人文学科 哲学専攻)と五十嵐成見准教授(人文学科 哲学専攻)の引率の下、18名の学生が10日間の活動に参加しました。
キリスト教センターが主催するタイ・ワークキャンプは、2016年度第1回の開催からコロナ禍による休止期間を経て、今回で第6回を迎えました。佐野正子教授(人文学科 哲学専攻)と五十嵐成見准教授(人文学科 哲学専攻)の引率の下、18名の学生が10日間の活動に参加しました。
報告は学生らによるタイ語の挨拶に始まり、動画上映やスライド発表が行われました。
現地の文化について理解を深めながら、メーコックファーム代表アヌラック氏や子ども達との心温まる交流やボランティアワーク(洪水被害からの復興支援)を通して、参加者一人ひとりが本学の「SS精神」を実践的に学ぶ様子が紹介されました。
現地の文化について理解を深めながら、メーコックファーム代表アヌラック氏や子ども達との心温まる交流やボランティアワーク(洪水被害からの復興支援)を通して、参加者一人ひとりが本学の「SS精神」を実践的に学ぶ様子が紹介されました。
第6回タイ・ワークキャンプ報告動画
参加学生によるレポート
国際社会学科 社会学専攻 2年(参加当時 1年)
櫻井 みなみさん
タイ・ワークキャンプで過ごした10日間は、私にとってかけがえのない時間となりました。
子どもたちとの交流はとても心温まる時間であり、一番の思い出です。交流の中で何よりもうれしかったことは、子どもたちが「みなみ」と私の名前をたくさん呼んでくれたことです。名前を教え合い、互いに名前を呼び合ったことで、子どもたちとの距離がぐっと縮まったように感じました。手をつなぐこと、ハグをすること、一緒にお絵描きをすること、その一つひとつの中で子どもたちがたくさんの愛を伝えてくれたことを感じ、とても幸せな気持ちになりました。毎日交流する中、子どもたちは隣にいる私たちに自分たちのお菓子やアニメのカードなど、自分のものを分け与えてくれる場面が多くありました。子どもたちが持つ、隣人に分け与える「捧げあう精神」に感動しました。帰国の前日、ある男の子がモールで作った花をプレゼントしてくれました。彼がプレゼントしてくれた枯れることのない小さな花は、大切な思い出としてこれからもずっと私の心の中に咲き続けることでしょう。
ボランティアワークで一番印象に残っている作業は土のう運びです。約20キロはあるような土のうをリレーのようにして川岸まで運び、堤防を築き上げる作業はとても大変でした。慣れない環境の下、目の前の作業に必死であるにもかかわらず誰もが手を差し伸べてくれたことに感謝の気持ちを抱きました。今回のボランティアワークでは人の優しさ、温かさに触れる機会となりました。
櫻井 みなみさん
タイ・ワークキャンプで過ごした10日間は、私にとってかけがえのない時間となりました。
子どもたちとの交流はとても心温まる時間であり、一番の思い出です。交流の中で何よりもうれしかったことは、子どもたちが「みなみ」と私の名前をたくさん呼んでくれたことです。名前を教え合い、互いに名前を呼び合ったことで、子どもたちとの距離がぐっと縮まったように感じました。手をつなぐこと、ハグをすること、一緒にお絵描きをすること、その一つひとつの中で子どもたちがたくさんの愛を伝えてくれたことを感じ、とても幸せな気持ちになりました。毎日交流する中、子どもたちは隣にいる私たちに自分たちのお菓子やアニメのカードなど、自分のものを分け与えてくれる場面が多くありました。子どもたちが持つ、隣人に分け与える「捧げあう精神」に感動しました。帰国の前日、ある男の子がモールで作った花をプレゼントしてくれました。彼がプレゼントしてくれた枯れることのない小さな花は、大切な思い出としてこれからもずっと私の心の中に咲き続けることでしょう。
ボランティアワークで一番印象に残っている作業は土のう運びです。約20キロはあるような土のうをリレーのようにして川岸まで運び、堤防を築き上げる作業はとても大変でした。慣れない環境の下、目の前の作業に必死であるにもかかわらず誰もが手を差し伸べてくれたことに感謝の気持ちを抱きました。今回のボランティアワークでは人の優しさ、温かさに触れる機会となりました。
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セメントを流し込みながらレンガを積み上げて、新しい建物の土台を作りました
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川の氾濫を防ぐために重たい土のうを運び川岸に積みました
滞在したメーコックファームは自然が豊かで、出会う人全員が温かく、素晴らしい場所でした。日中は美しい小鳥のさえずりが響き渡り、夜は満天の星空が広がります。しかし、自然の美しさとは裏腹にメーコックファームの地には壮絶な歴史があり、今も多くの困難を抱えています。今回の現地での学びを、メーコックファームをまだ知らない人々に伝えていかなければならないと強く感じました。今回いただいたご縁を大切にし、もう一度メーコックファームを訪れることができることを願っています。
そして、今回のタイ・ワークキャンプにおいて私たち学生のために関わり、協力してくださった全ての方々に感謝の気持ちを抱いています。今回の学びを今後の学生生活の多くの場で生かしていきたいです。
そして、今回のタイ・ワークキャンプにおいて私たち学生のために関わり、協力してくださった全ての方々に感謝の気持ちを抱いています。今回の学びを今後の学生生活の多くの場で生かしていきたいです。
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日本語教室を開きました
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チャペルで子どもたちと日曜礼拝を守った後の記念撮影